Translation:Stories
From IDMLWiki
10.4 ストーリー
ストーリー、または「テキストフロー」はInDesignドキュメントの基本的な要素です。すべてのテキストはストーリーの中にあります。ストーリーは最低1つのテキストフレームまたはテキストパスと関連付けられ、ドキュメント中の、リンクされたいくつものテキストフレームまたはテキストパスにわたることができます。テキストフレームとテキストパスはページオブジェクトです。「10.3 スプレッドとマスタースプレッド」を参照してください。
IDMLパッケージでは、ストーリーを表しているXMLドキュメントは、「Stories」内にあります。各ファイルには<Story>エレメントがあります。ストーリーファイルのファイル名は「8.2 IDMLコンポーネントの名前」に記述された命名規則に従います。Story.xmlファイルのルートエレメントは<Story>エレメントで、各ストーリーファイルに1つあります。
<Story>エレメントはとても複雑です。<Story>エレメントのスキーマは、200以上の単純な属性と、<Properties>エレメントに現れる40以上の複雑な属性で記述されます。さらに、<Story>エレメントは、インライン、アンカーフレーム、表、注、ハイパーリンクや脚注に相当する、他の子エレメントを含むこともできます。
ただし、これらの属性とエレメントのほとんどはオプションです。IDMLパッケージに新しいストーリーを作るために、すべての属性とエレメントを使う必要はありません。下記の例のように、シンプルにすることもできます。
IDMLの例36 IDMLパッケージのストーリーファイル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?><idPkg: Story xmlns:idPkg=" http://ns.adobe.com/AdobeInDesign/ idml/1.0/packaging"><Story Self="ucb"><ParagraphStyleRange><CharacterStyleRange><Content>Hello World</Content>
</CharacterStyleRange></ParagraphStyleRange></Story></idPkg: Story>
IDMLパッケージ内では、他のファイル(例えばdesignmap.xml)の同じエレメントのバージョンは、Storyエレメントと同じになります。
<Story>オブジェクトには、デフォルトのテキストフォーマットがあります。独立したインスタンスのローカルのテキストフォーマット(すなわち、段落スタイルや文字スタイルに適用されていないフォーマット)もストーリーファイルに現れます。このローカルフォーマットは常に<ParagraphStyleRange>または<CharacterStyleRange>エレメント内に現れます。「10.4.5 ローカルフォーマットとスタイルの違い」を参照してください。
段落スタイルと文字スタイルは、それぞれ<ParagraphStyle>エレメント、<CharacterStyle>エレメントのSelf属性を参照することで適用することができます。IDMLパッケージでは、これらのエレメントはResorcesフォルダのStyles.xmlにあります。スタイルをフォーマットする属性は、<Story>エレメントではなく、このファイルにあります。(「10.8 スタイル」参照)
